消化器内科

診療概要

検診で精密検査が必要とされた方、おなかの症状がある方、ポリープやがんが気になる方はお気軽に受診してください。

「早期発見・早期治療をめざして」

がん医療において重要なのは早期発見・早期治療を行うことです。症状がでてからでは手遅れになることが多く、治療が後手に回ることが多い現状です。がんを早期発見するためにはまずは健診、ついで、胃カメラ・大腸カメラ・腹部エコーを定期的に行うことをおすすめしています。

以前は開腹手術していた消化管(胃・食道・大腸)の早期がんの多くが内視鏡で治療することができるようになりました。内視鏡手術は1~2時間ほどで済み、入院も1週間程度です。内臓が温存され、社会復帰もすぐにできます。当科では早期がん・腺腫の内視鏡による切除術(ESD・EMR)を積極的に行っています。

ESD:粘膜下層剥離術=大きながん・腺腫をメスで一括で切除する方法です。
EMR:粘膜切除術=ポリープや小さいがん・腺腫を焼灼・切除します。

胆膵領域(胆嚢・胆管・膵臓)については生活の欧米化に伴い胆石や膵炎などの良性疾患が増えています。その一方、がんの方も増加しています。胆膵内視鏡(ERCP)や超音波内視鏡(EUS)を行い、正確な診断や早期発見ができるよう努めています。2012年より導入した超音波内視鏡では胆膵領域の病気の明確な診断が可能となる上、CTでわからないような小さな腫瘍を見つけることもできます。

ERCP:胆膵内視鏡=胆管や膵臓の治療を行います。
EUS:超音波内視鏡=胃カメラの先端についたエコーで胆嚢・胆管・膵臓の小さな病気やがんを見つけます。

取り扱う検査

  • 胃内視鏡
  • 大腸内視鏡
  • 腹部エコー
  • レントゲン
  • CT
  • MRI
  • 胆膵内視鏡(ERCP)
  • 超音波内視鏡(EUS)

など

メディア

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伊藤峻先生