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大腿骨骨巨細胞腫拡大掻爬、補助療法症例

大腿骨骨巨細胞腫拡大掻爬、補助療法症例(増井)

症例 17歳、男性
CT 大腿骨遠位骨端~骨幹端にかけて骨皮質の膨隆・一部消失を伴う骨破壊像(Campanacci grade3)を認める
MRI 液面形成を認める
治療計画
  • 病理診断:骨巨細胞腫
  • Grade:Campanacci grade3
  • 拡大掻爬
  • 電気メス熱焼却、フェノール処置
  • 人工骨移植
  • 内固定
術直後レントゲン
術中・後経過
  • 出血量: 少量
  • 手術時間:1時間10分
  • リハビリ:術後2日車いす、歩行訓練
術後1年半時レントゲン 再発を認めない
ポイント
  • 確実な掻爬と電気メス熱焼却、フェノール処置による補助療法
  • 骨欠損部への人工骨移植充填およびプレートによる補強