専門医療センター

犬咬創後骨折症例

犬咬創後骨折症例(増井)

症例4歳、女児
犬に噛まれ創処置。痛みが軽減しないため受傷3週目にレントゲン撮影したところ、骨折を認めたため当科を紹介受診した。
術前レントゲン
受傷後3週が経過しているが、仮骨形成なし
血液検査炎症反応なし
治療計画
  • 仮骨形成がない:筋肉等の介在やfocal infectionの可能性
  • デブリドマンの上、整復固定
  • 創外固定
術直後レントゲン
術後レントゲン
術後3ヶ月レントゲン
骨癒合が得られている
ポイント
  • 咬創:必ずレントゲン撮影