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大腿Pleomorphic leiomyosarcoma症例

大腿Pleomorphic leiomyosarcoma症例(増井)

症例 72歳、男性
MRI
大腿直筋内に発生し、筋膜を破り前方に突出し、遠位では筋膜を中心に横方向に広がっている
術前切除縁
術前計画 *術前切除縁計画
・皮膚:近位では隆起している腫瘤の辺縁から3cm、遠位は近位と等幅に切除
・縫工筋/大腿直筋切除
術中写真
*近位では隆起している腫瘤の辺縁から3cm、遠位は近位と等幅に皮切を加える
*大腿動静脈(矢印)を腫瘍側から剥離する
*大腿神経は腫瘍に向かう枝は切除、中間広筋/内側広筋への枝は温存する

*大腿動静脈/中間広筋・内側広筋への大腿神経の枝は温存して広範切除する
切除標本写真 *筋膜を破り前方に突出した近位の隆起した腫瘍(黄矢印)と遠位の筋膜を中心に横方向に広がる腫瘍(赤矢印)を認め、広範切除されている
術中・後経過
  • 出血量: 50ml
  • 手術時間:1時間3分
  • リハビリ:術後2日車いす、歩行訓練
  • 術後切除縁評価:断端フリー