言語聴覚療法(ST)
目次
言語聴覚療法(ST)とは
私たちはことばによってお互いの気持ちや考えを伝え合い、経験や知識を共有して生活をしています。
ことばによるコミュニケーションには言語、聴覚、発声・発音、認知などの各機能が関係していますが、病気や交通事故、発達上の問題などでこのような機能が損なわれることがあります。
そうしたことばによるコミュニケーションに問題がある方に対し、話す、聞く、食べる、のスペシャリストである言語聴覚士が、自分らしい生活を構築できるよう支援するのが言語聴覚療法です。また、その専門的技能を活かして、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。
当院における言語聴覚療法
成人、小児共に入院、外来にて言語聴覚療法を実施しています。
入院では早期に経口摂取を再開、コミュニケーション手段の確立が出来るよう介入しています。
成人の外来では言語機能の改善、就労等、社会復帰に向けた支援が出来るよう介入しています。
小児の外来では検診等により遅れを指摘されたお子様の言語発達評価・訓練、構音障害により生じる発音の誤りを改善する練習、発達障害を持つお子様のご家族への発達のサポート・社会資源への移行をスムーズに行う為の支援を行っています。