部門

CT検査

スペクトラルCT7500(PHILIPS)128列256Slice スペクトラルイメージング対応
Brilliance iCT(PHILIPS)128列256Slice
Optima CT660(GE)64列
Spectral CT 7500
Brilliance iCT
Optima CT660

ワークステーション

  • PHILIPS IntelliSpace Portal、EBW
  • Canon AZE 雷神

検査内容

  • 各種3DCTA
    脳動脈、冠動脈、大動脈、下肢動脈
  • 術前計画CT
    TAVI、アブレーション、腹部腫瘍、ダヴィンチ

特徴

当院では3台のCT機器それぞれの優れた特徴を活かし、各診療科に対応した幅広い検査を実施しています。各患者様の症状、病態や医師のニーズを把握し、安全でよりよい検査を心がけております。
逐次近似再構成法を用いた被ばく線量の低減化や、造影検査における造影剤量の最適化など、患者様の負担低減を図っています。
また、緊急を要する患者様のための予約外当日飛び入り検査も数多く行っており、スムーズな診療をサポートしています。
冠動脈CT、人間ドッグの胸部CTや腹部腫瘍における精密検査、心臓血管領域におけるTAVI術前計画CTなど院内の様々な症例に対応するほか、クリニックや診療所などの登録医療機関の先生方の依頼による紹介の検査も数多く行っています。
当院は救急車受け入れ件数で全国トップレベルにあり、救急症例対処のため、24時間・365日、外傷のCTや頭のCTA、下肢のASO症例の下肢CTA(CT-Angiography)に対応できる体制としています。

PHILIPSスペクトラルCT7500

当院では2021年9月にフィリップス社のスペクトラル CT 7500を新規に導入しました。
当院は国内第一期導入施設の一つであり、千葉県では初導入となっています。

スペクトラル CT 7500は2層の検出器を搭載した128列256スライスのマルチスライスCTです。
特別な操作や負担なしで、常時スペクトラルデータの使用が可能で、一度の撮影でさまざまな解析を行うことができます。
デュアルエナジー撮影により得られるスペクトラルデータの効用として、造影コントラストの向上、造影剤の減量、より診断能の高い(病気を見つけやすい)画像の構築が可能となりました。

従来の40%相当量の造影剤でも高画質の画像が得られます。

実効原子番号画像(一番左)では物質の弁別が可能です。

従来機に比べて撮影時間が短縮化され(胸~骨盤の撮影で約2秒)、息止めが難しい患者様でも呼吸のブレが少ない画像を撮影できます。
心臓の冠動脈撮影では最新のAIベースの高度な補正技術により、心臓の拍動によるブレを補正、画質の大幅な向上を実現しました。

低い患者様用テーブルや、圧迫感の少ない大口径のガントリボアなど患者様にやさしい設計も特長と言えます。