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両側背部弾性線維腫症例

両側背部弾性線維腫症例(増井)

症例 67歳、男性
CT・MRI
両側肩甲骨下に T1WI、T2WIで筋肉と同程度の比較的低信号を示す腫瘤を認める
術中写真
術中経過
  • 出血量:225ml
  • 手術時間:1時間30分
ポイント
  • 背部の肩甲下部に好発
  • 肩甲骨と胸郭との機械的摩擦による結合組織の反応性増殖とされ、上肢を使う重労働歴のある人に多い
  • 25%は両側性
  • 背部外側よりの肩甲骨下部と胸壁の間で、肋骨に沿って広背筋あるいは菱形筋の前面に発生するものが大部分
  • MRIでT1、T2強調像ともに低信号を呈する