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頸動脈ステント留置術

新しい頸動脈ステント術について

従来の方法では、頸動脈の狭窄をそのまま風船(バルーン)やステント(金属のメッシュの管)で拡げると、動脈硬化の一部であるコレステロールの塊や血の塊(血栓)が剥がれて脳に飛び、結果として脳梗塞を起こしてしまう、という危惧がありました。

2008年4月から保険が適用になった新しい方法では、風船やステントを入れる場所の下流に網をあらかじめ入れておき、脳に流れていくコレステロール塊や血栓をせき止めることができるので、脳梗塞の発生を避けることができます。