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大腿骨転子部骨折

大腿骨転子部骨折 中野分類typeI-3part B(増井)

症例 大腿骨転子部骨折 中野分類typeI-3part B
術前レントゲン・CT

CT:転子部骨折(髄内・髄内)、小転子~大転子後壁骨折
治療計画
  • 髄外・髄外に整復骨
  • 髄内釘(最大径):Long femoral nail /Short femoral nail
  • 転子部後壁:Buttress plating/wiring

術中イメージ

術後レントゲン
術中・後経過
  • 出血量:少量
  • 手術時間:1時間20分
  • 術後2日可動域訓練・車いす、3週1/3荷重・1週上がり
ポイント
  • 髄内・髄内を髄外・髄外に整復
  • 腸骨大腿靭帯
  • 不安定性:medial supportの再建
  • 強い応力に耐えられる内固定材
  • SFN:大転子部の固定が出来ない
  • 最大径のPFNA(近位16㎜、遠位12㎜、長さ200㎜)使用
  • 転子部後壁骨折:Buttress plating/wiring