QI(Quality Indicator)活動
目次
当院では医療、サービスの質を示す指標であるQI(Quality Indicator)を活用したQI活動に取り組んでいます。
QI活動の目的は「医療の質」や「サービスの質」の向上を図ることです。
改善のための手法として客観的な数値であるQIを用いることで、改善計画の立案、実施、評価にあたってあいまいさを排除し、効果的な改善が可能となります。
QI活動はPDCAサイクル※と呼ばれる手法に則って実施され、継続的に質の向上に取り組んでいます。
また、優れた活動内容(工夫やアイデアなど)や結果は、定期的に実施される報告会(QI大会)を通じて、院内またグループ施設間で共有し、各部門、施設において改善活動のヒントとして利用されています。
我々はQI活動を通じて、患者様により良い医療、サービスの提供を目指します。
※Plan→Do→Check→Action(計画→実施→効果測定→改善)のサイクルを繰り返して行い業務の改善を図る手法。
QI大会実績
第3回千葉西総合病院QI大会(2022年実施)
COVID-19流行期における入院患者数と入院待機時間の関係 | 救急外来 |
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バースレビュー実施率100%への取り組み | 3階東病棟 |
ICUにおける自己抜管予防の取り組み | ICU |
治療日誌持参率向上に向けた取り組み 〜現状と今後の課題〜 | 外来化学療法センター |
透析中の運動療法への参加率向上を目指した取り組み | 透析センター |
院内血管外漏出率低下に向けた取り組み | 外来化学療法センター |
手指衛生遵守率の向上 | 7階南病棟 |
ICUにおける早期経腸栄養開始に向けての取り組み | 栄養管理科 |
X線ポータブル撮影における再撮影率の低減 | 放射線科 |
訪問リハビリ利用者の満足度調査 -質の向上を目指して- | リハビリテーション室 |
患者満足度向上を目指した外来会計待ち時間の短縮 | 医事課 外来係 |
WEBアンケートを用いた受診者満足度の向上 | 健康管理センター |
最優秀演題
「COVID-19流行期における入院患者数と入院待機時間の関係」救急外来
第2回千葉西総合病院QI大会(2021年実施)
手指衛生遵守率の向上への取り組み | 外来 |
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COVID-19流行期における入院患者数と入院待機時間の関係 | 救急外来 |
退院指導率の向上を目指して | 5北病棟 |
JCIチェックリストに基づいた5S活動の成果と課題 | 6北病棟 |
透析中の下肢運動療法の有効性について | 透析センター |
~下肢運動療法による血圧低下軽減を目指して~ 血管外漏出の発生低減に向けた取り組みと実際 | 外来化学療法センター |
ポリファーマシーの低減~薬剤総合評価調整加算への取り組み~ | 薬剤部 |
重複するインシデント低減への取り組み | 臨床工学科 |
胃瘻・経鼻栄養開始1週間における管理栄養士の介入率 | 栄養管理課 |
外来手術におけるタイムアウト・マーキング遵守率 | 歯科口腔外科 |
外来会計待ち時間の短縮 | 医事課 |
院内健診、巡回健診の要精査に対する受診勧奨 | 健康管理センター |
第1回千葉西総合病院QI大会(2020年実施)
ICU入室48時間以内の経腸栄養開始 | ICU |
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転倒転落発生率低減を目指して-転倒転落の要因について考える- | 3階西病棟 |
転倒転落発生率の低減に向けた取り組み | 5階南病棟 |
転倒転落発生率の低減を目指して | 5階北病棟 |
転倒転落発生数の低減 ~転倒リスクを可視化する取り組み~ | 6階北病棟 |
周術期における抗菌薬投与プロトコル遵守率 | 手術室 |
血管外漏出発生率の低減に向けた取り組み | 外来化学療法センター |
カリウム製剤の投与速度オーダー遵守率向上への取り組み | 薬剤科 |
緊急検査45分以内報告の取組み | 放射線科 |
リハビリテーション室における転棟・転落低減の取り組み | リハビリテーション室 |
ICUにおける早期経腸栄養開始に向けての取り組み | 栄養管理科 |
棚卸損の発生率減少 | 資材施設課 |
業務の標準化・効率化(スタッフの満足度を指標として) | メディカルクラーク室 |