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陳旧性大腿骨頚部骨折・人工股関節置換術症例

陳旧性大腿骨頚部骨折・人工股関節置換術症例(増井)

症例 陳旧性大腿骨頚部骨折:受傷後8カ月経過
術前レントゲン
術前CT
治療計画
  • 脚長差:5cm
  • 原臼設置、5cm脚延長
  • 後方アプローチ、広範にリリース
  • 大骨頭による人工股節置換術
  • 殿筋リリース、瘢痕切除、関節包全周性解離
  • 共同筋腱、外閉鎖筋腱の修復による脱臼予防
  • 内転筋腱リリース
術後レントゲン
術中・後経過
  • 出血量:750ml
  • 手術時間:2時間
  • リハビリ:術後2日車いす、1週歩行訓練
ポイント
  • 原臼設置、適切な脚長補正
  • 殿筋リリース、瘢痕切除、関節包全周性解離
  • 適切なバランス、インピジメント除去、確実な後方修復による脱臼防止