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臼蓋回転骨切り術症例

臼蓋回転骨切り術症例(増井)

症 例46歳、女性
術前レントゲン
臼蓋形成不全(CE角11度)を認め、外転位で関節面の適合性は良好である
治療計画
  • Ollier変法皮切
  • 大転子切離の際に梨状筋を温存して大転子への血流維持
  • 臼蓋縁から2cmの位置で骨切り
  • 前方に移動しすぎない(AFI予防)
術後レントゲン
術中・後経過
  • 出血量: 500ml
  • 手術時間:3時間20分
  • リハビリ:術後2日車いす、3週toe touch、4週1/3PWB 1週上がり
ポイント
  • 緻密な術前プラン(骨切り位置と方向、移動位置等を術前に計画し、脚長差を作らない)
  • 清潔操作
  • イメージで確認しながら正確な骨切りと適切な脚長維持
  • 術中の確実な止血