人工骨頭周囲骨折 < 大腿骨ロングネイル下端骨折症例

人工骨頭周囲骨折、大腿骨ロングネイル下端骨折症例（増井）

症　例	89歳、女性
レントゲン	左:大腿骨骨幹部骨折 ロングネイル先端部骨折 右:人工骨頭周囲骨折
治療計画	左:大腿骨骨幹部骨折：仰臥位にて観血的整復固定（短縮、内側コンタクト、ワイヤリング） 右:人工骨頭周囲骨折：側臥位にて観血的整復固定、緩みがあれば抜去後セメントにて再挿入
術後レントゲン
術中・後経過	出血量：少量 手術時間：3時間 リハビリ：術後2日車いす（術前ADL：車いす）
ポイント	右:人工骨頭周囲骨折 　人工骨頭の緩み認めず、観血的整復固定 　シンセス社製distal femur LCP 　ワイヤリング：骨質不良が著しく不良のため、ワイヤによる穿破防止のためプレートをあてがい締結 左:大腿骨骨幹部骨折・ロングネイル先端部骨折 　シンセス社製distal femur LCP 　短縮、内側骨皮質のコンタクト 　ワイヤリング