外科

鼠径ヘルニア

鼠径ヘルニアとは

鼠径ヘルニア(そけいへるにあ)とは、太ももの付け根の箇所(鼠径部)の膜が薄くなったり、穴が開くことで腹腔内の臓器が飛び出してしまう病気です。患者さんは多く、一般的な病気で俗に「脱腸」として知られています。ごく稀に発生する、穴に臓器がはまり込んで戻らない「嵌頓(かんとん)」を起こさない限りは放置しても差し支えありませんが、痛みや不快感がある場合、整容上の理由などから治療のご希望がある場合はQOLの観点からも治療の対象となります。

症状

  • 太ももの付け根の付近に膨らみができる
  • 膨らみができるのは立ち上がったり、お腹に力を入れたりしたときに
  • 不快感、違和感を感じる
  • 痛みを感じる

治療

治療は原則として手術にて行います。手術は人工素材のメッシュシートで穴を覆う方法をとります。現在はほとんどの場合、身体への負担の軽い腹腔鏡手術にて行われます。手術を行う場合の入院日数は2~3日です。

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