当院は経カテーテル的心臓弁治療関連学会協議会より、2021年9月27日付でTAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術、TAVRとも)専門施設の認定を受けました。
認定条件としては、TAVI指導医の勤務や直近3年間で年平均50件以上のTAVIの実施等が挙げられておりますが、それらの要件をクリアし、このたびの認定となりました。
TAVIは大動脈弁狭窄症であるが、ご高齢で全身麻酔が難しかったり、過去に開胸手術を受けているなどの理由で手術が難しい方にとって福音となり得る治療法であり、当院では適応のある患者様に対し積極的に実施をしています。
2021年9月時点で全国に約200の実施施設があり、そのうち専門施設認定を受けているのは39施設となっております。
TAVIとは
「経カテーテル的大動脈弁置換術」の略称で、重症の「大動脈弁狭窄症」に対する新しい治療法です。 「大動脈弁狭窄症」とは、大動脈弁が動脈硬化によって硬くなり弁の開口部が狭くなる病気で、高齢者に増えています。 実際の治療においては、主に太ももの付け根からカテーテル(細い管)を挿入し、そのカテーテルを通じて大動脈弁を人工弁と置き替えます。 詳しくはこちらをご覧ください。