2024年4月1日付で、心臓弁膜症に対するカテーテル治療TAVIの日本における第一人者として知られる桃原哲也医師が当院に入職されました。
桃原医師はSHDセンター長として着任され、心臓弁膜症をはじめとするSHD(構造的心疾患)に対する最新の低侵襲治療を担当します。
桃原医師の着任は、当院循環器内科が以前からテーマとする心疾患の低侵襲治療を強力に推し進めるものであり、より一層の診療機能強化に繋がるものと考えております。
桃原医師コメント
以前からお誘い頂き今般、2024年4月1日付けでSHDセンター責任者として赴任いたしました桃原哲也(とうばる てつや)と申します。
今後、弁膜症を基礎疾患とした心不全入院が激増すると考えています。いわゆる「心不全パンデミック」です。
それに対応できるようチームを鍛え、積極的に新しい機器を導入し、地域の方々に医療を通じて社会貢献をしたいと考えております。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
略歴
1989年 久留米大学医学部卒業
- 1989年4月 東京女子医科大学 日本心臓血圧研究所 循環器内科入局
- 1996年4月 榊原記念病院入職
- 2011年4月 榊原記念病院 循環器内科部長、内科系集中治療部門 部門長、医療安全管理部長
- 2019年1月 川崎幸病院 川崎心臓病センター・循環器内科 科長、主任部長、副センター長、低侵襲治療部門 部門長
- 2024年4月 千葉西総合病院 循環器内科 主任診療部長 SHDセンター長として着任
TAVI、Watchman、Mitra clip等、SHDに対するカテーテル治療の第一人者として知られ、他施設において、それらの治療を導入する際の支援も行っています。